「コセンダングサ」は食べられる?ひっつき虫をジェノベーゼパスタにした実食レポ【7〜9月】

野草・山菜
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9月も下旬となり、朝夕の温度が下がってきて過ごしやすくなってきましたね。道端では黄色い花を咲かせている草が目立ち始めます。

秋になると服にびっしりくっついて困る「ひっつき虫」。

その正体のひとつがコセンダングサです。

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コセンダングサってどんな植物?

コセンダングサはキク科センダングサ属の一年草で、北アメリカ原産の帰化植物きかしょくぶつ。明治時代に日本に入り込み、今や関東以西の道端・畑・河川敷・休耕地などどこにでも生えています。草丈は50〜110cmほどになります。

9〜10月に花を咲かせ、その後できる果実が服や動物の毛にくっつく「ひっつき虫」になる仕組み。果実の先端に逆向きのトゲがついていて、触れたものに引っかかって種を運ぶという実に巧みな散布戦略ですね。私は制服のスカートによくつけていました^^;)

現在私の住む町ではコセンダングサやその仲間で同属のアメリカセンダングサなどが非常に繁茂はんもしていて、冬には一面にひっつき虫が広がり猛威を振るうのではないかと恐れております…^^;

一方、沖縄の宮古島では同属のタチアワユキセンダングサが食用・お茶・化粧品として利用されています。同じ仲間なら食べられるはず!ということで採りに行くことにしました。

硬そうな見た目だけど触ると意外と柔らかい?

9月の下旬ということもあり花が咲いているものが多かったですが、会社の駐車場(日当たり超悪い)に花の咲いていないコセンダングサの群落を見つけたのでここから少し採集させてもらいました。

食用に向いているのは茎がまだ柔らかい夏〜初秋(7〜9月)の新芽・若葉の時期です。花が咲き始めると茎が硬くなり繊維が強くなるため、花が咲く前の株を選ぶのがおすすめです。

見た目はゴワゴワとして硬そうですが、触ってみると柔らかく先端の方は手でポキっと簡単に折れてしまいます。

キク科らしく春菊に似た爽やかな香りがする…!

柔らかい先端だけ採ってきました。こちらを調理していきます!

香りがあるのでジェノベーゼ風に?

コセンダングサはキク科ということもあり、強くはないですが春菊のような爽やかな香りがします。春菊はジェノベーゼなどに利用されるのでコセンダングサもジェノベーゼにして食べてみることにしました。

※通常、ジェノベーゼは生のバジルで作りますが、コセンダングサはアクが強そうなので念のため一度茹でてから使用します。

茹で汁からアクの強さがうかがえます。

それでは調理開始!

すり鉢でカシューナッツとニンニクをすり潰し、そこにコセンダングサを入れですり合わせます。

茎の繊維がなかなかすれず、苦戦しました…。かなりの時間奮闘してなんとか摺ることができたので、そこに塩とパルメザンチーズ、オリーブオイルを加えよく混ぜます。

これでジェノベーゼソースの出来上がりです!

コセンダングサ、お味はいかに…?

出来上がったソースに茹でたパスタを和えて…完成しました!

まずは香りから。予想よりかなり弱かったです…。採ったときに感じた爽やかな香りは茹でたときにほとんど消えてしまったようです。

そしてお味。こちらも青っぽい風味だけになってしまい、そこにニンニクとパルメザンチーズの香りが加わったためコセンダングサを感じることができず(涙)

そして残ったのは強靭な繊維のみ!パスタを飲み込んだ後でも口の中に噛みきれないコセンダングサの茎の繊維らしきものが残ってしまい残念な結果になってしまいました。

今回ジェノベーゼ風に調理してみましたが、完全に調理法を間違えてしまったようです(´・ω・)

次回へのリベンジ

今回の反省を踏まえると、コセンダングサには高温で短時間調理する天ぷらが向いていると思いました。茎の繊維も気にならなくなり、採ったときの爽やかな香りも残せるはず!天ぷらでリベンジしたらまた報告します!

コセンダングサを食べるときのポイントまとめ

  • 採取は7〜9月、花が咲く前の柔らかい若芽・若葉を選ぶ
  • 茎の先端のみ使う(繊維が強いため)
  • 茹でると香りが消えるので加熱は最小限に
  • 天ぷらが最も向いている(香りが残り繊維も気にならない)
  • 沖縄の同属植物は食用・お茶・化粧品に利用されている

ではまた(^^)/~~~

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