初夏の味覚「クサイチゴ」を食べる

野草

前回のクワに続き、野生のフルーツの代表キイチゴ。今日はその中のクサイチゴを散策途中に見つけたので採ってきました。

こちらがクサイチゴです。真っ赤で可愛らしいですね。爽やかな甘みと酸味で何個でも食べられます。

クサイチゴはキイチゴの仲間に分類されますが、丈が低く草のように見えるためクサイチゴと呼ばれています。日が当たる道路脇などに生えていることが多いです。草丈が低いので日が入らない薄暗い藪などでは生育できないのでしょう。

クサイチゴのすぐ横に似たような赤い実を見つけました。

こちらはヤブヘビイチゴです。見た目がクサイチゴに少し似ています。しかしよく見れば実の付き方、ガクや葉の違いで見分けられると思います。ヤブヘビイチゴには毒はありませんが、薄っっすい味にブカブカとした食感で美味しくないので、食べたらすぐに気付くことができるのではないでしょうか。

ヤブヘビイチゴトラップに注意しながらクサイチゴを集めていきます!

こちらが集めたクサイチゴです。非常に少ない…涙

周辺を歩いてみても見当たらず今回は諦めて帰宅することにしました。しかし、我が家には先日採ったクワの実があるので合わせて調理していきたいと思います!

クサイチゴとクワでミックスベリージャムを作る

こちらが先ほど採ってきたクサイチゴと一昨日採ってきたクワの実です。クサイチゴ14g、クワ33g。合計47gの果実でジャムを作っていきます(少なっ!)。

まず果実の重量の60%分の砂糖をまぶします。今回は47gなので28gの砂糖(グラニュー糖)を使用しました。まぶした後、半日以上おいて水分を出すようですが私は10分程おいた時点で我慢できずに火にかけてしまいました。

果肉を潰しながら火にかけていくとあっという間に粘性のあるジャムになりました。イチゴなどに比べると果肉の水分が少ないからでしょうか?種が多いからペクチンが多く含まれていたのでしょうか?

最後にレモン汁を入れたら完成です!

芳醇ないい香りがします。食べるのが楽しみです。

美味しいに決まっているジャムをいただきます

いざ食べようとしたらパンが無いことに気づき、大至急ホットケーキを焼きました。

クサイチゴの酸味とクワと砂糖の甘さで美味しいミックスベリージャムになりました。種はありますが、プチプチとした食感がいいアクセントになって大成功でした。

今度はクサイチゴだけでジャムが作りたいです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました