梅雨のじとじとした空気が続く中、雨上がりのタイミングを狙っていつもの雑木林へ。
目的はヤマドリタケモドキ。
夏キノコの代表格で、イタリアで高級食材として名高いポルチーニの近縁種。採れたら絶対に食べてみたいとずっと思っていたキノコです。


でかい!傘の直径が10cmを超えていて、持った瞬間にずっしり重い。近くにもう何本か出ていて、テンションが上がりすぎてしばらく写真を撮り続けてしまいました。
しかしこの時期の雑木林、蚊が多くて厄介ですね…。虫除けスプレーでしっかり対策しましょう!↓

ヤマドリタケモドキってどんなキノコ?
イグチ科ヤマドリタケ属のキノコで、夏を代表する食用キノコのひとつ。
ヨーロッパの「ポルチーニ(ヤマドリタケ)」のごく近縁種で、ヤマドリタケモドキもポルチーニの仲間とされています。
名前の「モドキ」は「擬」という字で、「匹敵するほどよく似ている」という意味。モドキといっても格が落ちるわけではなく、イタリアのポルチーニ採集家のアンケートではヤマドリタケモドキが2位にランクインするほど高く評価されているキノコです。
コナラやクヌギなどのドングリ系広葉樹林の地面に発生し、都市部の公園や雑木林でも比較的見つかりやすいのが嬉しいところ。
⚠️ 注意!似ている毒キノコがいる⚠️
ヤマドリタケモドキの採取でかならず確認してほしいのが、毒キノコとの見分け方。
特に注意すべきはドクヤマドリ。嘔吐・下痢などの中毒症状を引き起こします。
厚生労働省の自然毒のリスクプロファイルにも詳しく書かれているので読んでみてください。↓↓↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000143400.html
見分けのポイントはここ(※ 私は図鑑で確認していますが、キノコの同定は自己責任でお願いします)
| ヤマドリタケモドキ(食用) | ドクヤマドリ(毒) | |
| 柄の表面 | 網目模様あり | 網目模様なし・平滑 |
| 傷つけたとき | 変色しない | ゆっくり青変する |
| 発生場所 | 広葉樹・混生林 | 亜高山帯の針葉樹林 |
柄に網目模様があって、傷つけても青くならなければヤマドリタケモドキ。

また昔は「イグチに毒なし」と言われていましたが、現在は毒キノコも発見されているため過信は禁物です。
採れた!さて何にして食べよう
今回は8本ゲット。

まずは塩水に30分ほど浸けて虫出しをします。
使用する大きさにカットしたらいよいよ調理!


◎1品目 ポルチーニといえばパスタ!まずはクリームパスタで食べてみることにしました。
まずはニンニクをオリーブオイルで炒めて、香りが立ったら玉ねぎを入れて炒めます。

そして本日の主役、ヤマドリタケモドキをIN!パスタでは4つ使いました。

火が通ったら薄力粉を大さじ1入れて炒めます。

小麦粉が全体に行き渡って火が通ったら牛乳を入れてとろみが出るまで弱火で混ぜます。焦がさないように注意!

味付けは塩とコショウのみ。

出来上がったソースに硬めに茹でたパスタを入れて絡めます。

ソースに絡んだら完成!

◎2品目 混ぜご飯 ポルチーニは和食に合うのか検証してみます。
まずはごま油で炒めて水分を飛ばします。キノコは90%が水分なのでしっかり炒めて水分を飛ばしていきます。

多めの油で炒めると水分が出てきてコンロ中に油が爆ぜます。

味付けは酒・醤油・味醂で。めんつゆで作ろうと思いましたが、キノコの旨みのみで勝負しようと思います。
今回はご飯130gに小さめのヤマドリタケモドキ3つで作るので、分量は酒と味醂が小さじ1・醤油小さじ1/2でやってみました。


味付けしたヤマドリタケモドキをご飯に乗せて…

混ぜる!!!

ご飯にもほんのり色がついて美味しそうです(^^)
食べてみての感想
完成しました!
ヤマドリタケモドキのクリームパスタと混ぜご飯です!
まずはクリームパスタから。ブラックペッパーをたっぷり掛けていただきます!


うまい。普通にうまい。というかかなりうまい。
ひとくち食べると、じわじわと深いうま味が広がってきます。クリームとの相性が最高で、シンプルな味付けなのにソース全体がリッチな味になっています。
柄の部分はしっかりした弾力があって、傘のツルツルした食感と合わさって食べ応えがあります。
幼菌の方がコリコリした食感を楽しめて私は好みでした!
お次は混ぜご飯。果たして和食に合うのか…。


炊き込みご飯にするとただでさえ淡い香りが全部飛んでしまうため、混ぜご飯にする方がおすすめとのことでしたが、これが大正解!!
控えめな香りの中に旨みがしっかり出ています。シイタケに似た食感ですが、より柔らかく優しい味に出来上がりました。シイタケが苦手な人にも食べやすいと思います!
乾燥させると香りと旨みがさらに凝縮されておいしくなるらしいので、次回たくさん採れたときは乾燥保存も試してみたいです。
夏の雑木林にこんなキノコが生えているとは……!!
また来週も探しに行きます。
今日もキノコ図鑑で勉強するぞ٩( ‘ω’ )و

採取に便利な折りたたみナイフはコレ!↓

ではまた(^^)/~~~
