花が咲いていれば安心!「ニリンソウ」を間違えずに採って美味しく食べる

野草

先日山を歩いていたらニリンソウの白い花が咲き乱れて目を奪われてしまいました。

ニリンソウはキンポウゲ科の多年草で山道や雑木林などのやや湿り気のある半日陰に生息しています。

ニリンソウが属するキンポウゲ科の植物には有毒なもの(フクジュソウやキツネノボタンなど)が多い中、ニリンソウは食べることができます。多少の毒は含まれているようなので多食は厳禁ですが…。

このニリンソウにそっくりな植物にトリカブトという毒草があります。毎年誤食事故が絶えなかったり、殺人事件に使われたりなどと有名な毒草です。ニリンソウとトリカブトは生える場所も似ていて混生していることもあるので採取には細心の注意が必要です。

これはニリンソウ
これはトリカブト 葉っぱが少し似ています。なんとなく雰囲気が違いますが、フィールドに出ると間違えてしまいそうです。

誤食が怖くてチャレンジできずにいたニリンソウですが、花が咲いていれば間違いなく安全に採ることができるので少しだけ採って食べてみました!

サッと茹でがポイントらしい

花が咲いている株から1つ1つ確認しながら採ってきました。味見には十分な量です。

まずサッと火を通し水に晒します。食感が良い野草なので火を通しすぎないのがポイントらしい。

水気を絞ったら1口大に切ります。

茹でたらこれだけになっちゃった(>_<)

これでゴマ和えを作ります。すりゴマと砂糖、醤油を加えて混ぜたら完成です!!

癖がなくマルチな才能のニリンソウ どんな味でも受け止めてくれるかも?

完成しました!ニリンソウのごま和えです。

ちゃんと花を見て確信を持って採取したはずなのに一口目はなんだか緊張します笑

それでは実食。

シャキッとした歯応えがとても心地良いです!これといった味はなく淡白ですが、お茶っ葉のような香りがほんのり広がります。ゴマ和えという食べ方がピッタリでした(^^)

良い歯応えと淡白な味で他の調味料に干渉しないのでカラシ和えやワサビ和え、マヨネーズを付けて食べるのも美味しそうです!

他に、干して肉と一緒に煮てスープにすると絶品らしいのでチャレンジしてみたいです!

誤食には気をつけて、これからも美味しくいただいていきます(^^)/~~~

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