人気の山菜「ワラビ」採取〜アク抜きまでチャレンジしてみた!

野草

春の山菜で有名な物の1つにワラビがあります。山菜そばやおこわに入っているアレです。

ワラビコバノイシカグマ科に属するシダ植物の一種で、酸性寄りの土壌や日当たりの良い場所に生息しています。

主な可食部は春に出る若芽で、古くからアク抜きして食べられてきました(アク抜きしないと毒らしい。発がん性物質が含まれているとか…^^;;)。

また、地下にある根茎こんけいから採れたデンプンはワラビ粉として利用できます。ワラビ餅の原料です。一度本物のワラビ餅を食べてみたいものです。本ワラビ粉は高級品なのでなかなか手が出ません(>_<)

そんなワラビですが、私は1度も自分の手で下処理をしたことがありません。ということで今回は採取〜アク抜き〜調理までを自分の手で行なっていきたいと思います!

採取-採るのは簡単!手で折れるところでポキっと折ります

さっそく発見しました。山の斜面に見渡す限りびっしりと大量に生えています笑

採りごろのワラビがたくさん!!!
こっちは少し成長したもの

まだ葉っぱの開いていない少し垂れ下がったものが美味しいみたいなので採っていきます。

太くて葉も開いていない良いものが採れました!下の方は硬いので手で触って柔らかいところでポキっと折ります。

短時間でこんなに採れました!

持ち帰ったらできるだけ早めに洗い、次の工程に進みます。

アク抜き〜保存-時間はかかるけどほぼ放置でOK

持ち帰ってきて洗ったワラビです。このままではまだ食べることはできません。

下の方は硬くなっていたり黒ずんでいたりするので揃えて切り落とします。

次はアク抜きをします。灰や重曹でやったり、塩で塩蔵など何種類かやり方がありますが、今回は重曹を使ってアク抜きをしてみます。

まずはお湯を沸かします。

沸騰直前に重曹を入れてかき混ぜ、温度を少し下げます。そこにワラビを投入!

本当はここで落とし蓋をするのですが、我が家には落とし蓋がなかったので普通のお皿を被せました笑

これで一晩放置します!おやすみなさいzzz

翌朝、冷めた鍋からワラビを1本取り出し、下の方が指で潰せる硬さになっていたら完了です!

重曹水を洗い流し、真水に半日ほどつけておきます。本当は水を2〜3回変えるらしいですが、1回しか変えられませんでした。まあいっか。味見したけど歯応えバッチリで味も良しでしたのでね。

今回食べる分だけよけて、残りは保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。毎日水を換えれば1週間くらいは持つそうです。それ以降は冷凍します。

これでアク抜き完了です!やっと食べられるー!!(T ^ T)

調理-昆布締めとワサビ醤油漬けでお酒のアテに…

自分でアク抜きまで済ませたワラビ、美味しく調理していきます!

今回は2品作って晩酌したいと思います。

1品目、ワラビの昆布締め

昆布で挟んで昆布の旨みをワラビに移してしまおう!そんな作戦です。

普通の日高昆布を使用しました。昆布締め用の昆布とかだともっと簡単かも。

作り方はお魚の昆布締めと同じです。お酢や日本酒で湿らせた昆布にワラビを並べて、さらに上から昆布を乗せるだけ!

並べて挟む。それだけです。

乾かないようにラップに包んで数時間〜半日置いたら完成です!

2品目、ワラビのワサビ醤油漬け

これは名前のまんまです。ワサビ醤油に漬けるだけ!

醤油のみだとしょっぱいから水で伸ばしました。ワサビはお好みで。

上にラップをすると均等に味が染みていきます。これで完成です!

2品とも味が染みるのを待つだけ〜。楽しみだな(^^)

実食-シャキシャキでぬめりがあって箸が止まりません

完成しました!楽しみです(^^)

まずはワラビの昆布締めから。お醤油をかけていただきます!

昆布の香りがふわっと広がって旨みが倍増しています。たまりませんねぇ…。これは料亭の味!!

品があるので食べながらお酒を飲んでいるとしっとりとした気持ちになっていきます笑

続いてワラビのワサビ醤油漬け

美味しすぎます!!食べる手とお酒が止まりません!

ワラビのシャキシャキとぬめりにワサビのツンとした刺激が加わるのですから、美味しくないはずがありません。たくさん作ってもあっという間に食べ終わってしまいます。もっと食べたい!!

ワラビは条件がいい場所には大量に生えているので、いいポイントがあればたくさん採って塩蔵で保存して毎日でも食べたいです!

来週もまた採りに行きます!(^^)/~~~

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