ほぼ栗なドングリ「スダジイ」を拾って食べてみた

木の実

皆さんはドングリを食べたことはありますか?ドングリには美味しいものから渋くて食べられないものまでたくさんの種類があります。

今回はドングリの中でも群を抜いて味が良いドングリ、スダジイを見つけたので食べたいと思います。

こちらがスダジイです。殻が付いていてよく見るドングリとは少し違った形をしていますよね。

この殻は殻斗(かくと)と言って、ドングリの帽子部分と同じ役割をしています。この殻斗の中にドングリが入っています。

スダジイは1粒が小さいので根気よくたくさん拾っていきます!

裏が白い葉っぱと特徴的な殻斗が目印!

スダジイは葉は濃緑で裏側が白っぽくなっているのが特徴的です。もし木を見て見分けることが出来なくても地面に落ちているドングリを探すと一目瞭然です!殻斗の形が他のドングリと異なるので間違えることはないでしょう。もし間違えるとしたら殻斗の形が似たツブラジイというドングリですが、こちらも美味しく食べることが出来ますのでどちらにせよオッケーですね(^^)

ちまちまと拾ってこれだけゲットすることが出来たので、持ち帰って調理していきます!

選別と殻剥き。そして炊き込みご飯に。

拾ってきたスダジイを洗います。その際ボウルに水を張り、浮いたものは中身がスカスカなので処分します。

洗って選別を済ませたスダジイです。美味しく食べるにはこの殻を割らなくてはなりません(>_<)

殻剥きを簡単に行うにはまずは炒ること!これはクルミの殻剥きを簡単にする裏技と同じですね。過去にクルミを拾って食べた記事もありますのでぜひ見てみてください(^^)

炒ると中の実が膨張し殻が割れるのでこの後の殻剥きが格段に楽になります。

ここからはペンチなどを使い、根気強く殻を剥いていきます。

ひたすら剥いていきます…(たまにつまみ食いしながら)。

こちらは殻が剥けたスダジイです。綺麗な乳白色で可愛らしいです(^^)このまま食べるとまるで栗のようなコクと甘味があります。

今回は焼き栗風にそのまま食べるものと栗ご飯風に炊き込むもの、2種類でスダジイを味わっていきます。

早速栗ご飯風スダジイご飯を炊いていきます!(飯盒で炊いてみた)

吸水させたお米を飯盒に入れたらスダジイが入ることを考慮して規定量より気持ち多めに水を入れます。今回は2合炊きました。味付けは塩のみです。

炊き終わったら10分ほど蒸らして完成です!ぎっちぎちにスダジイが詰まっています。すごくいい匂いです(^^)

それでは焼きスダジイをおかずにスダジイご飯を食べていきます!

素朴な甘さと食べ応えに大満足

完成しました!スダジイご飯と焼きスダジイです!

まずはスダジイご飯から。

味付けが塩だけだったからなのか、スダジイ本来のコクと甘い香りと味がしっかりと感じられます。塩が甘みを引き立ててくれているのかも?すごく美味しいです!食感は栗のようにほろっと崩れる感じではなく、ぎゅっとしていて噛みごたえがあります。とても満足度の高いご飯に仕上がりました。

続いて焼きスダジイ。

ポリポリとした食感と素朴な甘さで後を引く美味しさです。毎日のおやつに食べたいです!カ○ディのミックスナッツに入っていてもおかしくないと思います笑

私の住む地域はスダジイの生息場所があまり多くはないですが、公園などに行くとたまに見かけます。西日本や海沿いには多く生息しているみたいなので、皆さんもスダジイの木を探してみてください!種類の多いドングリの中でも見分けがつきやすいのでお子様でも簡単に見つけることができると思います。秋のアクティビティとしてぜひドングリ拾いを楽しんでください〜(^^)

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